【ジーンテクノサイエンスの初値予想】
ジーンテクノサイエンスの初値予想をします。
まず、ジーンテクノサイエンスの公開価格は、仮条件(1200円~1500円)の下限の1200円となり、BBの人気は低かったものと推察される。
ちなみに、直近のIPOで、仮条件の上限に公開価格が決定されなかったものは、3177ありがとうサービスや6070キャリアリンクであるが、最近の株式市場が好調なこともあり、いずれも公募価格を上回る初値を付けている。
上場市場はマザーズで、直近のIPOで、マザーズに上場されたものは6070キャリアリンクや3280エストラストであるが、結果は公募価格に対し2倍近くの初値となった。
主幹事証券は野村で、直近のIPOはこれも6070キャリアリンク。
事業内容は、「バイオ医薬品の研究開発」であり、最近では不人気業種。業績も過去2年の業績、今期の予測ともに営業赤字である点が懸念材料。
公開株数は999,900株と多く希少性は低いい。
以上を総合的に勘案し、ジーンテクノサイエンスの初値予想は1500円(約+20%)とする。
【基本情報】
コード/4584
市場/マザーズ
売買単位/100株
事業内容 バイオ医薬品の研究開発
公開株数 869,900株(公募580,000株、売り出し289,900株)
別にオーバーアロットメント 130,000株
仮条件決定 11/12
ブックビルディング期間 11/13-11/19
公開価格決定 11/20
申込期間 11/21-11/27
払込期日 11/29
上場 2012/11/30
主幹事証券 野村 - -
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(単独実績) 2011.3 109 -273 -274 -277
(単独実績) 2012.3 207 -316 -317 -320
(単独第1四半期実績) 2012.6 2 -71 -71 -72
(単独予想) 2013.3 51 -357 -385 -388
1株当たりの数値(円) EPS BPS 配当
(単独予想 ) 2013.3 -250.39 - -
調達資金使途 バイオ後続品のパイプライン拡充のための研究開発
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