IPO投資には、どのぐらいの資金が必要なのでしょうか?
IPO投資を始めるには、最低限、IPOが当選した場合に必要となる購入資金を準備する必要があります。
例えば、公募想定価格が20万円のIPOの場合、抽選に参加するには、あらかじめ20万円以上の資金を証券口座に入金しておく必要があります。
これは、IPOの抽選に参加する条件として、「そのIPOが当選した場合に必要となる購入資金が証券口座に預けられていること」を条件としている証券会社がほとんどだからです。
では、IPOの公募価格(=購入価格)は、通常どのぐらいなのでしょうか?
最近のデータを見てみましょう。
IPO株式投資の魅力の3点目は、IPOは抽選で当たれば誰でも入手できるということです。
IPOは、上場日が決まると、その2週間程度前から、各証券会社で公募を始めます。
IPOは利益率が高いということを投資家は知っているので、応募が殺到するのが基本です。
このため、各証券会社で、抽選を行い、抽選で当たればIPOを公募価格で購入することができます。
そして、約2週間後に、IPOが上場され(初値が付き)、いつでも自由に市場で売却することができます。
IPO株式投資の魅力の2点目は、IPOは初値が公募価格の2倍、3倍になることもあることです。
優良なIPOをゲットすれば、短期間で100%、200%の利回りの投資が可能です。
一般的な株式投資の場合、株価が2倍、3倍になるには、よほどの優良銘柄を発掘し、しかも、最低でも半年から1年ぐらいは保有し続けなければなりません。
しかし、IPOの場合は、短期間で、例えば20万円で入手したIPOが40万円、60万円になって帰ってくることもあるのです。
さらに、以下の例を見てもわかるように、中には初値が公募価格の5倍以上になることもあります。
<表:IPOは初値が5倍以上になった場合の例>
IPO投資の魅力の1つめは、IPOは高確率で初値が公募価格を上回るということです。
IPOは、その時々のIPO市場のトレンドにもよりますが、一般的に初値(上場後初めてつく株価)が公募価格(公募株主の購入価格)よりも高くなることがほとんどです。
以下の過去のデータを見てもわかるとおり、かなりの高確率でIPOの初値が公募価格を上回っています。
また、IPOの平均初値上昇率(初値が公募価格から何%上昇したかの平均値)も、毎年プラスとなっています。
<過去のIPOの初値結果の表>
このコーナーでは、IPO株式投資の魅力について解説しています。
IPO株式投資の魅力は、主に以下の4点が挙げられます。
1.過去のデータを見ると、IPOは高い確率で初値が公募価格を上回っている
→ IPOは高確率で初値が公募価格を上回る
2.IPOの中には、初値が公募価格の2倍、3倍となっているケースも数多くある
→ IPOは初値が2倍、3倍になることもある
3.IPOは、抽選に当たれば誰でも簡単に証券会社から入手することができる
→ IPOは抽選に当たれば誰でも入手できる
4.IPO投資は少額資金でできる
→ IPO投資は少額資金でできる