IPO(新規公開株)の抽選は公平に行われるのでしょうか?
証券会社のIPO(新規公開株)の配分は、一般的には、その証券会社の配分予定数量のうち、30%程度は機関投資家へ配分され、残された70%程度が個人投資家へ配分されます。
約30% 機関投資家へ配分 |
約70% 個人投資家へ配分(配分方針は証券会社ごと異なる) |
個人投資家への配分方針は証券会社ごとに異なっており、通常は配分方針が証券会社のHPなどで公表されています。
一般的に、ネット証券(ジョインベスト証券、マネックス証券、松井証券、オリックス証券など)の場合は100%公平な抽選によって配分されます。
<一般的なネット証券の場合>
約30% 機関投資家へ配分 |
約70% 個人投資家へ配分(100%完全公平抽選) |
野村証券、日興コーディアル証券、大和証券、新光証券などといった大手総合証券会社の場合、10~20%程度が公平抽選、80~90%程度が預かり資産の多いお金持ちや取引実績の多いお得意様に優先配分しています。
<一般的な大手総合証券の場合>
約30% 機関投資家へ配分 |
約70% 個人投資家へ配分 (うち80~90%をお金持ち・お得意様配分) (うち10~20%を完全公平抽選) |
基本的に、一般的な個人投資家は、「個人投資家への完全公平抽選配分」により、IPOの入手を狙うことになります。
以上を踏まえ、IPO(新規公開株)の当選確率を上げる裏ワザを2つ紹介します。
→ IPO(新規公開株)の当選確率を上げる裏技(その1)
→ IPO(新規公開株)の当選確率を上げる裏技(その2)
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